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マクロ経済学の参考書のレビューをしてみたり。

もくじだよ↓

 

マクロ経済学ミクロ経済学に比べてあまり好きになれなかったので、ミクロ経済学より簡単なレビューになっています。参考になれば幸いです。

 『入門マクロ経済学中谷巌
入門マクロ経済学 第5版

入門マクロ経済学 第5版

 

これはマクロ経済学の入門書です。数式による説明よりは言葉による説明が豊富で、冗長に感じるか、わかりやすいと感じるかは人それぞれのように思います。もし冗長に感じましたら、後述する『マクロ経済学基礎講義』あるいは『マクロ経済学の基礎理論』をオススメします。

この本は、各章末についている演習の解答・解説と追加の問題・解説が別冊になって発売されているのがいいなと思いました。なぜかはわからないのですが大学の本は問題を出すだけ出しておいて解答は略解にとどめて解説がない問題もあるとかザラなので...

また自分はこの本の第5部以降はやりませんでした。ニューケインジアンのところです。自分はマクロ経済学があまり好きではないので、ソロー・スワンモデルまで対策しておけば十分だろうと思って読んでいました。また、入門書は古典派vsケインズ派という対立軸で論じがちなので、この本にも、うーんと感じてしまうところはありました。その点、次に紹介する本はオススメです。

スタディガイド 入門マクロ経済学(第5版)

スタディガイド 入門マクロ経済学(第5版)

 

 

 マクロ経済学齋藤誠他 著
マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection)

マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection)

 

 『入門マクロ経済学』の後に読んでいた本がこれです。自分の学校の図書館には初版しかなくここに貼り付けた新版とは異なりますので、あくまで初版のレビューということでよろしくお願いします。第4部以降は途端に字数も小さくなり、扱っているトピックも難しいので全く読むことができていませんが、前半のケインズ派の理論について、もっと厳密にやりたいなと思って読みました。結果から言えばこれをやっていて正解でした。初版についていたコラムが面白く、よりマクロ経済学の理論を身近に感じられたように思います。

また、このテキストは大学3-4年で扱う内容も含んでいるので、入学後のことを考えて所有しておくのもありかなと思います。

(新版については秋か冬ごろにまたレビューしたいと思います。ちょっとお高いので買うのをためらってしまいます笑)

 

 『マクロ経済学基礎講義』浅田統一郎 著
マクロ経済学基礎講義 <第3版>

マクロ経済学基礎講義 <第3版>

 

この本は最後までやりました。個人的には薄くて1番好きなテキストです。発売も新しく、何より簡単な数式を多く用いて解説しているところが自分に合いました。各トピックが簡潔にまとまっているところがいいなと思いました。演習問題もあり、内容理解の助けになります。このテキストはよく中古で出回っていますが、第5章の世代重複モデルで挫折する方が多いようです。ただしこの第5章を飛ばしてしまってもそれ以降の話は理解できるように作られているので、数学にあまり時間を割けない方は第5章を飛ばして読むのがオススメです。

また扱っているトピックの数は前述した「入門マクロ経済学」よりは少ないので、もしかしたらもう1冊程度何かマクロ経済学の教科書を持っておくとよいかもしれません。

 

 『マクロ経済学の基礎理論』武隈愼一 著
マクロ経済学の基礎理論 (新経済学ライブラリ)

マクロ経済学の基礎理論 (新経済学ライブラリ)

 

 はっきり言うと自分には合いませんでした。もっとはっきり言えば挫折しました。テキストの初めの方に数学準備として全微分の公式が載っていたのですが、そこを読んで挫折しました。というのもこの本の全微分の公式の説明が全く理解できませんでした。そこで全微分についてのお勉強をしてからこの本を読もうとしたのですが、全微分の勉強を始めたのが受験の2か月前、当然受験前にこの本を読み終わらせることができず、挫折感もあいまってお蔵入りになっています。ただ数学になれた読者の方でしたら、言葉による長々とした解説よりはとっつきやすいのでオススメです。(ただ出版年が古く、前述の『マクロ経済学の基礎講義』の方がわかりやすいとは思います。)

 

 『新しいマクロ経済学斎藤誠
新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅

新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅

 

受験期間中に『入門マクロ経済学』に飽きて、読んでみようと挑戦したやつです。結論から言うと挫折しました。「入門のマクロ経済学は簡単すぎて物足りないなーw」というそこのあなた、ぜひ図書館等で探して読んでみてください。「これ本当にマクロ経済学!?」ってなること間違いなしです。学問の恐ろしさを知ることができます。

余談ですがこの本を探していると、たいていローマーの「上級マクロ経済学」を見つけると思うのですが、大学院を考えている方は入院までにその本を読んでおくとよいのだとか。

上級マクロ経済学

上級マクロ経済学